2011年12月26日月曜日

消耗品。




エクスペンタブルズ

日本語訳:消耗品

最近こういうやばい奴らが集まって悪いやつらを倒す映画見過ぎて、「ああ、こういう感じね」って。

いや、見ていて面白いんだよ。

ただ展開がストレートなんだよね。

敵がいて、それに騙されたり、倒す依頼をされて、仲間を集めて倒す。

これでたいていのアクション映画って解決するよね。

今年はあと何本映画を観れるか。



weekend - ZAZEN BOYS

向井さんの音楽はとても独特で、癖がある。

それが好きかどうかは、きっと許容性だと思う。

いろんな一筋縄で行かない音楽は意外に多い。

場合によっては三白眼で見られてしまう。

そういう音楽の方がはまったときにやばい。

そういう音楽に知り合えた時の感慨は一入。



向井秀徳 × 椎名林檎



kiri.


2011年12月19日月曜日

絵、感覚、青春。




黄色い目の魚 - 佐藤多佳子

佐藤多佳子さんの作品では、一瞬の風になれがすごく好きで。

高校の時に読書感想文で書いて、先生の御誉めの言葉をいただいた。

タイトルは、絵、感覚、青春。

この作品を3つの単語でまとめたもの。

もちろん、読んだから言えることなのだけど。

普通の高校生とか言っているけど、僕はそんなことは思わない。

だって、まわりに絵描きが何人もいて、高校生なのにジンが好きなんて特異だと思わない?

親しい友人?に紹介されて読み始めたのだけど、そういう人がいるっていいな、と。

確か以前紹介した「イニシエーション・ラブ」の大学生時代の恋人同士が
会うたびにお互いの好きな本を紹介し合ってというのがあった。

まあ、黄色い目の魚の主人公、ヒロインも充分素敵なんだよね。

もう、読んでいてじれったくなってしまう。

でも、特異な彼らとは云えど、僕らだってそういう淡い思いをしたことは一度や二度ではないはず。

内容云々でなく、高校時代に読んでおけば良かったと思う一作。

文章自体は高校の目線だけど、時に高校生と思えない表現があって。

そしてくすっと笑ってしまう比喩とか。

最近気づいたんだけど、凄く秀逸な比喩を作中に含ませられる作家さんは偉大だな、と。

だって、そんな答え(答えとは言えないが、答えに遥かに近いもの)は、
僕たちには、パスカルやプルーストを読んだって到底浮かばないのだ。

一端の素人が言うのもアレだが、はっきり言って嫉妬、悔し過ぎる。

彼らに少しでも追いつくために文学に触れる。

まあ一番は好きだから。




光 - 宇多田ヒカル

誰しもが一度は聞いたことがあるこの曲。

僕はキングダムハーツが大好き。

まだ、1のファイナルミックスはクリアしていない。

RPGというか、ゲーム全般が苦手なのだ。

ただ、この曲はふとしたときに聴くと確実に鳥肌モノだ。

昨年のラストライブから早一年。

彼女は今どんな【人間活動】をしているのだろう。

それにしても、人間活動って格好良いと思わない?



kiri.



2011年12月17日土曜日

夫婦とは何か。



KRAMER VS. KRAMER

この写真が凄くたくさんのことを物語っていると思う。

離婚、親権。

はっきり言って、途中で飽きる人もいると思う。

なんとなく見たことある、ありそう、って思うその感じ。

ただやっぱり、子供が関わってくるとうるっと来てしまうんだよね。

とにかくビリー(息子)が可愛いんだ!
ネーミングが誰でもつけれそう、邦題にした人は悪くないんだ、
だって原作がKRAMER VS. KRAMERなんだもの。

かといって自分ではどうつければいいかわからないのだけど。

万人受けはする映画だと思います。
ほっこりしたいときに観るのがおすすめです。





QUEEN - Dont stop me now

この曲を知ったのが中学3年生のとき。

F1の挿入歌で、この時俺は放送を全部見るくらい好きだった。

この年は確かライコネンが優勝して。

昔ほど、というよりまったくみなくなってしまったF1だけど、この曲は今でも大好き。

F1が嫌いなわけではないけれど。

好きなモノが変わって、嫌いなモノが変わって。

好きなモノも、嫌いなものも増えて。

そうやって皆大人になって行くんだと思う。

大人ってなりたいけど、なりたくない。

kiri.


2011年12月15日木曜日

小説家になりたい。




小説家を見つけたら

最近見たり読んだりした映画や小説は多いんだけど、文章にしていない。

筆不精なのです。

そんなどちらも映画と小説どちらも兼ねた感じのこの作品は前から見てみたかったんだよね。

だってタイトルからして素敵じゃない?

二人の天才小説家の話。

もちろん、小説のことありきで話は進んでいくんだけど、そこのサイドストーリーで二人の友情が
描かれてて、二人とも不器用に自分を表現してて、この友情がメインなんだなって思った。

でもこの作品はストーリーが読めてしまったのが少し残念だったけど、
それでもやっぱり感動はしちゃうよね。

最後の学校でのシーンなんかはやっぱり誰が見ても格好良いし。

趣味で書いてる人とは違うよね。

まあ比べるのも申し訳ないんだけど。

あ、そう言えば最後にマットデーモンが出てきたような。

まだ売れる前だったのかな、それとも友情出演?

文章を書きたくなる、そんな映画。




ASIAN KUNG-FU GENERATION  - RE:RE:

アジカンですよ、アジカン!

名曲がありすぎてどれにしようか迷ったんだけど、個人的に一番好きなナンバー。

最初に借りたってのもあって、ソルファはやっぱり一番好き。

だって格好良いじゃん、この一言に尽きる。

RE:RE:はイントロから終わりまですべてを楽しませてくれる。

ロッキンで聞けてCDJで聞けるといいなって思ってます。

kiri.


2011年12月6日火曜日

かぞく。




デンゼル・ワシントン、クリス・パイン主演。

物語は、主に電車を止める話なんだけど、そのサイドストーリ的なやつが凄く良くて。

それは、彼ら二人の家族模様で、家族について考えさせられた。

いろいろな事情から中学生から両親とは暮らさず、祖母と暮らしている。

今は一人暮らしの僕だけど、電話に出ないときもあるし、感謝なんてほとんどしたことがない。

でも、今もし母親が死んだら、喋れなくなったら。

その時は後悔でいっぱいになる。

今年で20歳になったけど、根本的なところができていないと駄目だなって。

年末に実家に帰り、成人式の際には、恥ずかしさを捨てて、20年分の感謝をしよう。

もちろん祖母にだって。

そこまで考えた映画ではないけれど、主演二人のやりとりが笑顔を与えてくれる映画かな。

ゲイリーはやっぱ最高にクールなおっさん!





おっさん on the corner - 毛皮のマリーズ

正確には昨日、2011年12月5日をもって解散した毛皮のマリーズ。

結局一度もライブに行けずじまいだった。

実際、恥ずかしながら、代表曲のHeart of Gold とかはあんまり聞いたことがなくて、
アルバムはティン・パン・アレイしかiPodに入っていない。

ただ、その一枚のアルバムだけでも充分好きになれる魅力を志摩さんは持ってると思う。

あの独特な声が大好きなんだ!

昨日で解散になったマリーズだけど、すぐにひょっこり再結成してくれるんじゃないかと思ってる。

そしたら、今度こそ絶対ライブに行く。

毛皮のマリーズ、お疲れ様でした。

kiri.


2011年12月3日土曜日

通過儀礼。



イニシエーション・ラブ - 乾くるみ

意味は通過儀礼の恋。

多分、乾さんは、永遠の愛なんてあるか!みたいなことを言いたいんだと思う。

噛み砕いて言いすぎたかもしれない。

恒久の愛は、幼いからこそ言えることであり、一種の桃源郷なんだろう。

主人公は、今の僕のようなありふれた大学生。

まあ、僕よりは確実に勉強とかできそうな感じだけど。笑


物語のあらすじは、大きく分けて2部に分けられている。

1部は、主人公の大学4年生時代の話。

彼は大学生活を送り、このまま行けば難なく卒業という感じ。

概観だけ言うと、合コンで出会った女の子と付き合う。

その恋が永遠だと彼らは感じていた。

転機は、2部の社会人になってから。

彼女は静岡、優秀な彼氏は東京へと赴任。

そこで距離とともに心離れ始める。

紆余曲折あって、慶応卒の美人の同僚と付き合う。

この紆余曲折が大事で、僕はこの2部がすごくしっくりきた。

彼みたいな大学生ではないんだけど、
乾さんの書いた文章は青春期のモラトリアムと社会人の冷たさが妙に引き込まれて。

僕は、社会人でもないし、彼女に対してはこの子が最後だと思うのは当然。

それでも、この文章は今までの恋愛小説と違って現実的だなって思った。

なんか珍しくこんな長く解説して、らしくないな。笑


でも、できればこんな恋よりドラマ化される恋の方がしたいよね!






RADWIMPS - おしゃかしゃま

まあね、みなさんご存知のラッドですよ、らっど。

洋次郎さんの歌詞と歌声が作る世界観は本当に夢みたいな世界だよね。

でも、歌詞には現実味が込められていたりして。

洋次郎信者ができるのも必然だと思います。

あっち こっちそっちってどっち
一体どうなってるんダ・ヴィンチ


kiri.